プロファイル・ソースについて

プロファイル・ソースを使用すると、外部ユーザー・リポジトリから名前、住所、電話番号などのユーザー情報をインポートできます。エンタープライズの任意の場所にある、次のようなユーザー情報について実行できます。

インポートしたユーザー情報はユーザー・プロファイルの取込みに使用したり、コンテンツ・クローラやリモート・ポートレットに渡したり、ユーザー情報としてフェデレーテッド検索を行ったりできます。定期的にポータルのユーザーやグループを、外部リポジトリのユーザー情報と同期させるには、プロファイル・ソースに関連付けられているジョブを実行する必要があります。ジョブについては、ジョブについてを参照してください。

このトピックでは、次の項目について説明します。

プロファイル・ソースやプロファイルWebサービスなどの管理オブジェクトの作成または編集については、こちらを参照してください。

リモート・プロファイル・ソース

Active DirectoryおよびLDAPのプロファイル・プロバイダをOracleで使用できます。そのため、これらのプロバイダを、関連するサーバーからのユーザー情報のインポートに使用できます。ユーザー情報が、カスタマイズされたデータベースなどのカスタマイズされたシステム上にある場合はIDKを使用して、独自のリモート・プロファイル・プロバイダを記述することにより、情報を簡単に抽出できます。独自のプロファイル・プロバイダの開発については、Oracle WebCenter Interaction Web Service Development Guideを参照してください。このガイドは、Oracle Technology Network(http://www.oracle.com/technology/documentation/bea.html)で参照できます。

Oracleは次のプロファイル・プロバイダを提供します。

注意: プロファイル・プロバイダの取得については、Oracle Technology Network(http://www.oracle.com/technology/index.html)を参照してください。プロファイル・プロバイダのインストールについては、Oracle WebCenter Interactionインストレーション・ガイド(Oracle Technology Network、http://www.oracle.com/technology/documentation/bea.htmlで参照可)またはプロファイル・プロバイダに付属のドキュメントを参照するか、ポータル管理者にお問い合せください。

ユーザー情報のインポート元となるプロファイル・プロバイダごとに、リモート・プロファイル・ソースを作成します。

ポータル・ユーザーがリモート・プロファイル・ソースを使用できるようにするには:

  1. プロファイル・プロバイダをポータルのコンピュータまたは別のコンピュータにインストールします。
  2. リモート・サーバーを作成します。
  3. プロファイルWebサービス(後述)を作成します。
  4. リモート・プロファイル・ソースを作成します。
リモート・プロファイル・ソースのエディタについては、次のエディタに関するページへのリンクを参照してください。

追加でインストールされたプロファイル・プロバイダには、それぞれのリモート・プロファイル・ソースのエディタに少なくとも1つのページが追加されます。追加のプロファイル・プロバイダがインストールされている場合は、追加されたページの「ヘルプ」ボタンをクリックすると追加されたページについての情報を確認できます。

プロファイルWebサービス

プロファイルWebサービスを使用すると、リモート・コンテンツ・リポジトリの一般設定を指定できます。ドメインの指定などの詳細な設定については、関連するリモート・プロファイル・ソースで設定します。これによりすべての設定を何度も指定することなく、情報をインポートするドメインごとに異なるプロファイル・ソースを作成できます。

プロファイルWebサービスのエディタについては、次のエディタに関するページへのリンクを参照してください。