ジョブを使用すると、ポータル管理操作をスケジュールできます。ジョブとは、関連する操作のコレクションです。個々の操作は、たとえばドキュメントのクロール、ユーザーのインポート、またはシステム保守タスクなどの1つのタスクです。
次のアクションを実行するには、ジョブを実行する必要があります。
このトピックでは次の項目について説明します。
ジョブ・フォルダとは、ジョブを格納する任意の管理フォルダです。自動化サービスとは、自動化サービス・ソフトウェアを搭載した任意のコンピュータです。ジョブを実行するには、ジョブ・フォルダが登録された自動化サービスに関連付けられている必要があります。自動化サービス・マネージャでは、自動化サービスを登録し、ジョブ・フォルダを自動化サービスに関連付けることができます。
場合によっては、同じフォルダのジョブに対してそれらを実行する複数の自動化サービスを設定することで、1つの自動化サービスが故障しても別の自動化サービスでカバーできる環境が必要になります。
自動化サービス・マネージャを使用して、ジョブ・フォルダを自動サービスに割り当て、自動サービスに登録し、ジョブ履歴を表示します。
ポータルのインストール時には次のジョブが作成され、デフォルトで組込み操作フォルダに格納されます。
監査ログの管理: 古い監査メッセージをファイル内にアーカイブし、古い監査ファイルを削除します。
一括サブスクリプション: 一括追加を使用したときに、コミュニティに対してユーザーをサブスクライブします。
ドキュメント・リフレッシュ: 検索索引に対するバックグラウンド保守として、ドキュメント・リンクやプロパティのリフレッシュおよび期限切れのドキュメントの削除を行います。
動的メンバーシップ更新エージェント: グループの動的メンバーシップのルール・ページで定義された動的なグループ・メンバーシップを更新します。
検索更新: 検索コレクションがデータベースに同期していることが確認されます。このジョブは複数のインスタンスを実行できます。
週次ハウスキーピング: システム上で週次ハウスキーピングとして、期限切れの招待コードの削除や、リンクが削除されたアップロード済ファイルの削除などを行います。