ポートレットのコンテンツをキャッシュするジョブを実行する場合があります(ポートレットのレンダリングに数分かかる場合など)。ジョブを実行すると、ポートレットのコンテンツのスナップショット(静的HTMLファイルの形式)が作成され、Webサイトに表示できます。ファイルは、¥StagedContent¥Portlets¥<portletID>¥Main.htmlの共有ファイル・ディレクトリ(C:¥bea¥alui¥ptportal¥10.3.0など)に保存されます。そこで、静的なHTMLを表示するのみの別のポートレットを作成できます。
ポートレットをジョブとして実行するには:
「管理」をクリックします。
「オブジェクトの作成」ドロップダウン・リストから、「ジョブ」を選択します。
メイン設定ページで、「操作の追加」をクリックします。
このジョブで実行するポートレットを選択して「OK」をクリックします。
「スケジュール」で、このジョブが実行される頻度を選択します。ジョブのエディタの詳細は、こちらを参照してください。
「終了」をクリックします。
注意:
ジョブを実行するためには、ジョブを作成するフォルダが自動化サービスに登録されている必要があります。
ポートレットにプリファレンスがある場合、ジョブを作成するユーザーのプリファレンスが使用されます。
作成されたコンテンツは静的なので、定期的な更新が重要な情報を提示するポートレットのみを実行してください。たとえば、レポート・ポートレットはジョブとしての実行に適していますが、アプリケーション・インタフェースなどの、インタラクティブなポートレットは適していません。
組込みポートレットはポータル・アプリケーションに依存するため、組込みポートレットをジョブとして実行する方法は有効ではありません。
共有ファイル・ディレクトリ・パスは、ポータル設定ユーティリティのポータルURLマネージャ・ページで設定されます