ポータル・ドキュメントとオブジェクトの検索条件およびポートレットに表示される検索結果の内容を指定できます。また、検索結果をユーザーに電子メールで送信することもできます。
このトピックでは次の項目について説明します。
関連トピック:スナップショット・クエリーのオブジェクトやコンテンツ・スナップショット・ポートレットを作成して、ユーザーのマイ・ページやコミュニティに結果を表示するには、次の手順に従います。
スナップショット・クエリーの構成ページで、検索クエリーを作成します。言語、オブジェクト・タイプ、フォルダ、テキストによって、検索対象を制限できます。
スナップショット・クエリー結果のフォーマット・ページで、検索結果で使用するフォーマットを指定します。たとえば、検索結果が表示される順序の変更、返されるアイテム数の制限、コンテンツ・スナップショット・ポートレットの表示形式の指定、ユーザーへの電子メールによる検索結果の送信を行うことができます。
フォーマットとクエリー設定を保存する前に、スナップショット・クエリー結果のプレビュー・ページで結果をプレビューします。
必要に応じて、スナップショット・ポートレット・リスト・ページでスナップショット・ポートレットを作成します。スナップショット・ポートレットを作成しない場合は、このスナップショット・クエリーを保存する際に、スナップショットが自動的に作成されます。
必要に応じて、検索で使用されるプロパティや名前の設定を変更できます。
「終了」をクリックして、スナップショット・クエリーを保存します。スナップショット・ポートレット・リスト・ページでスナップショット・ポートレットを作成していない場合は、このスナップショット・クエリーを作成する際に、スナップショットが自動的に作成されます。
詳細プロパティ・クエリーは基本設定によるフィールド検索と文の組合せです。基本設定によるフィールド検索は、名前、説明およびドキュメントとオブジェクトのコンテンツに対して実行されます。文は、基本設定によるフィールドまたはその他のドキュメントとオブジェクト・プロパティに対して実行されます。文は、検索結果でドキュメントまたはオブジェクトを返す際に満たす必要がある条件を定義します。文は、グルーピングでまとめられます。グルーピングでは、文がAND演算子(すべての文が真)で評価されるか、OR演算子(いずれかの文が真)で評価されるかが定義されます。AND演算子で評価される必要のある文に加えて、OR演算子で評価される必要のある文もある場合は、それぞれ別々のグルーピングを作成できます。また、あるグルーピングが別のグルーピングに含まれる、サブグルーピング(ネストされたグルーピング)を作成することもできます。まず、最も低い階層のグルーピングの文が評価され、オブジェクト・セットが定義されます。次に、そのオブジェクト・セットに、2番目に高い階層のグルーピングの文が適用され、オブジェクト・セットがさらにフィルタされます。このようにして、文のすべてのグルーピングが評価されるまで、グルーピングの階層ごとにフィルタが繰り返されます。
名前、説明、コンテンツの値を検索するには、「基本設定によるフィールド検索」テキスト・ボックスに検索テキストを入力します。この場合、テキスト検索の規則を使用できます。
作成する文のグルーピングの演算子を選択します。
グルーピング内のすべての文が真である場合にのみ、結果でオブジェクトが返されるようにするには、「AND」を選択します。
グルーピング内のいずれかの文が真である場合に、結果でオブジェクトが返されるようにするには、「OR」を選択します。
注意:グルーピングに対して選択した演算子は、グルーピングの文と、そのグルーピングのすぐ下にあるすべてのサブグルーピングに適用されます。
グルーピングにある各文を定義します。
「文の追加」をクリックします。
最初のドロップダウン・リストから、値をフィルタする対象となる検索可能なプロパティを選択します。
2番目のドロップダウン・リストから、このフィルタ条件を適用する演算子を選択します。このリストで使用できる条件は、選択したプロパティによって異なります。
テキスト・プロパティでは、検索文字列を含む値の検索または値のないプロパティ(「値を含まない」)の検索を行うことができます。
注意:過去にプロパティに値が含まれていても、その値が削除されてしまった場合は、そのプロパティは「値を含まない」による検索条件には一致しません。
日付のプロパティについては、ボックスに入力した日時が、「次の後に来る」、「次の前に来る」、「次である」または「次ではない」の条件で値を検索できます。また、ボックスに入力した分、時間、日または週の範囲(過去)で値を検索することもできます。
数のプロパティについては、テキスト・ボックスに入力した数値に対して、「次である」、「次ではない」、「次より大きい」、「次より小さい」、「以上」または「以下」の条件で値を検索できます。
ボックスに、プロパティの一致条件となる値を指定します。
注意:テキストのプロパティについて検索する場合は、テキスト検索の規則を使用できます。
さらに文を追加するには、前述の手順を繰り返します。
グルーピングの最後のプロパティ文を削除するには、そのグルーピングを選択して「文の削除」をクリックします。
必要に応じて、さらにグルーピングを追加します。
別のグルーピングを追加するには、サブグルーピングを追加するグループを選択し、「グルーピングの追加」をクリックします。次に、そのグルーピングの文を定義します(手順3)。
注意: グルーピング1と同じ階層にグルーピングを追加することはできません。
グルーピングを削除するには、そのグルーピングを選択して「グルーピングの削除」をクリックします。
注意:
そのグルーピングに含まれるグルーピングと文もすべて削除されます。
グルーピング1を削除することはできません。
検索対象を特定の言語に限定するには、「言語の指定」ドロップダウン・リストから言語を選択します。
「検索範囲の指定」で、検索対象となるリポジトリを「ナレッジ・ディレクトリ」、「ポータル」(管理オブジェクト)、「Collaboration」、「Publisher」の中から選択します。「Collaboration」および「Publisher」のチェック・ボックスは、これらの製品がインストールされると表示されるようになります。
「リポジトリの一般設定」に対し、選択したリポジトリ内にある任意のソースでフォルダとドキュメントのどちらを検索するか、また、リポジトリ内のサブフォルダもすべて検索するかどうかを選択します。
検索するリポジトリの1つに「ナレッジ・ディレクトリ」を選択した場合、次の設定を指定できます。
「検索結果に次を含む」に対し、「ナレッジ・ディレクトリ・フォルダ」や「ナレッジ・ディレクトリ・ドキュメント」を選択します。少なくともどちらか1つを選択する必要があります。
選択したフォルダに検索を制限するには、次の操作を実行します。
「ドキュメント・フォルダの追加」をクリックします。
「ドキュメント・フォルダの追加」ダイアログ・ボックスで、追加するフォルダに移動し、選択します。
「OK」をクリックして、設定を保存します。
フォルダを削除するには、そのフォルダを選択してをクリックします。
検索するリポジトリの1つとして「ポータル」を選択した場合、次の設定を指定できます。
「検索結果に次を含む」に対し、ポータルやコミュニティなど、検索に含めるポータルの管理アイテムのタイプを選択します。
選択したフォルダに検索を制限するには、次の操作を実行します。
「管理フォルダの追加」をクリックします。
「管理フォルダの追加」ダイアログ・ボックスで、追加するフィルタに移動し、選択します。
「OK」をクリックして、設定を保存します。
フォルダを削除するには、そのフォルダを選択してをクリックします。
選択したCollaborationプロジェクトに制限
このセクションは、Collaborationがインストールされ、検索対象リポジトリの1つとしてCollaborationが選択されている場合にのみ表示されます。このセクションでは、指定したCollaborationプロジェクトにクエリーを限定できます。
「プロジェクトの追加」をクリックし、検索対象のCollaborationプロジェクトを選択して「終了」をクリックします。検索対象のCollaborationプロジェクトをさらに追加するには、この操作を繰り返します。
選択したPublisherポートレットに制限
このセクションは、Publisherがインストールされ、検索対象リポジトリの1つとしてPublisherが選択されている場合にのみ表示されます。このセクションでは、指定したPublisherポートレットにクエリーを限定できます。
「Publisherポートレットの追加」をクリックし、検索対象のPublisherポートレットを選択して「OK」をクリックします。検索対象のPublisherポートレットをさらに追加するには、この操作を繰り返します。
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