次の例で、同じユーザー・リポジトリにアクセスする複数のポータルがコンテンツを共有する方法を示します。この関係にあるすべてのポータルは、1つのユーザー・リポジトリから同じユーザーおよびグループをインポートする必要があります。
複合ポータルを構築するには、次の2つの方法があります。
複数コンテンツ・ポータル: 複数コンテンツ・ポータルには、それぞれ大量のドキュメントへのリンクが含まれています。一人のユーザーは常に同じユーザー名とパスワードを使用して別々のコンテンツ・ポータルを訪問し、常に正しいコンテンツにアクセスできます。
次の例では、各ポータルはサービス・ポータルとリクエスト・ポータルの両方として機能します。
1つのマスター・ポータル: 1つのポータルは、コンテンツ・ポータルとしてではなく、マスター・ポータルとしてセットアップされます。このマスター・ポータルによって、ユーザーは様々なコンテンツのポータルにアクセスできます。
この例では、マスター・ポータルはリクエスト・ポータルとして、コンテンツ・ポータルはサービス・ポータルとして機能します。
各サービス・ポータル上で、管理者は受信フェデレーテッド検索を作成します。
受信フェデレーテッド検索ウィザードのメイン設定ページで、管理者はサービス・ポータルがリクエスト・ポータルと共有する認証ソースを含めます。このようにして、サービス・ポータルに要求を行うすべてのユーザーは共通の認証ソースによってポータルにインポートされる必要があります。
各リクエスト・ポータル上で、管理者は各コンテンツ・ポータル用に送信フェデレーテッド検索を作成します。
管理者は、送信フェデレーテッド検索エディタのメイン設定ページの「ポータル認証の送信」で「いいえ」を選択します。ユーザーは、自分のユーザー・アカウントを使用して要求を行うことになります。